YOSHITAKE 脳天オルガスム!!
1990年代前半から田中義剛の魅力
(“東北弁訛りの朴訥な田舎者”を強調してる
「計算高そうなキャラ設定」が、
視聴者に丸わかりだからこその人柄の良さ)
にいかれてしまって以来、
“義剛ウォッチング”を欠かさないばかりか、
義剛の出演シーンばかりを編集した
『エンドレス義剛フォーエバー』
というプライベートDVDまで作った私にとって、
2009年1/28日付の『週刊新潮』
(「花畑牧場『田中義剛』の甘くない『悪評とトラブル』」)
は見過ごせない世紀の重大記事であった。
マスコミのバッシングなど関係ねえべさとばかりに、
花畑牧場の大逆転成功劇の勢いに乗り、
東京・南青山に飲食店「花畑牧場ホエー豚亭」までもオープン。
そんな様々な活躍めざましい義剛だが、
私が着目したいのは、
1980年代におけるシンガーとしての田中義剛、
「アコースティック・ロックンローラー」
だ。
1stアルバム『ありがとう義剛』
(1984年3月 ポニーキャニオン)、
続く2ndアルバム『俺等の時代』
(1986年9月 東芝EMI)
は現在入手困難のため 未聴だが、
少なくとも3rd『明日への叫び』
(1987年5月 東芝EMI)
までは義剛の自作曲で占められ、
その“義剛節”を聴き取ることが可能だ。
4thアルバム『KEEP STRAIGT』
(1988年3月 東芝EMI)
は外部作家メインになり、
義剛色は半減してしまった。
そのパーソナリティーから噴出したような
気取らないストレートな歌詞、
無難なサウンド。
そんな義剛アティテュード……。
3rdアルバム『明日への叫び』の曲名と、1987年の
ライブ映像から“義剛アティテュード”を感じ取ってほしい。
トライ・アゲイン
孤独のジェネレーション
さらば友よ
デンジャー・ゾーン
ホームタウン
暗闇をぶっとばせ
ローリング・ハート
捨てられたお前に
ステージ・フライト
ノーサイド
あいつ
「♪デンジャァズォォォン(ォンォン)!!」
(シングルカットもされた「デンジャー・ゾーン」より)
肛門括約筋をMAXまで開き、
振り絞って宿便を炸裂
させたかのような
“義剛シャウト”
が耳から離れない。
八戸市出身・反骨のロックンローラー。
↓
『オールナイトニッポン』パーソナリティー抜擢
(「真夜中のカウボーイが全国の田舎者を結んでお送りします!!」)。
↓
東京進出。
↓
『TVチャンピオン』
の東北訛り丸出しな司会ぶりでお茶の間を席捲。
↓
AVギャルとのSMスカトロスキャンダル。
↓
『朝だ!生です旅サラダ』
における世間が思い描くであろうイメージどおりの
“義剛キャラ”っぷりが日本中に浸透。
↓
「カントリー娘。」プロデュース。
↓
「カントリー娘。」へのセクハラ疑惑。
↓
家畜と獣姦疑惑。
↓
植毛疑惑。
↓
花畑牧場生キャラメル大逆転成功劇。
↓
「花畑牧場ホエー豚亭」オープン。
一体、次は何で世間を震撼させるのか。
今後も義剛から目が離せない!!
(Don't miss
it!!)
田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則! (ソニー・マガジンズ新書)
(文中敬称略)
Copyright ©Office YOUNG JAPAN 2006-2020,
Most Rights Reserved.