(^o^)丿中森明菜本メチャンコレビュー(^o^)丿
【文=児玉アパッチ総帥 構成=血祭鉄兵】
『気になる視線-私をつかまえて-』
(ワニブックス青春ベストセラーズ 1982年12月13日)
気になる視線―私をつかまえて
最近の明菜さんの出演してたドラマなどのイメージから、
ハード・ワイルド・サイコパスな内容を期待したが、
掲載されているビキニやレオタード写真からも
やっぱり当時
(1982年)は明菜もセブンティーン。
ヴァージンチックでおとなCって感じ。
ちょっぴりツッパりながらも、清純派アイドルハイウェイ爆走中だったためか、
片想いポエム満タンで甘ったるくて、胸焼けバーニングって内容。
でも、所々に鋭い言葉もあって、
「たとえ年上であろうが、友達であろうが、親であろうが、
間違ったことは正さなくてはならないのです」
(第5章『虹の掛け橋』)
という部分は妥協を許さぬ明菜のツッパリ魂を感じるし、
「ファンのために悲しい事があっても、辛い事があっても、
いつもファンの皆さんの前で明るい笑顔でいたいし、
いなくちゃいけないの」
という一節には、噂通りのファン思いなんだと納得させられるゾ。
また第4章『愛Love明菜』では
「いつかこの大切な髪を切るような失恋が訪れるのかしら」
なんて、恋する前からその後訪れる破滅への予感にドッキンコしてる明菜にも、
さすがアーティスト、よくわかんないけどスゲー。
と感心させられちゃいます。
しかし、この本最大の読み所は、
常に明菜が付き人に炸裂させてきたと噂される
“明菜キック”
の基礎が「横山昭子バレエ教室」で4歳の頃から中学2年生まで
叩きこまれていたという記述ナノダ。
そう、
明菜キックの正体は“プリマキック”だったのだ!
♪アンドゥトロワ、
ハ〜イ足挙げて〜♪
トゥキックだァ、
オラァーッ!!
…なんていうあらぬ妄想をかきたてられる、
明菜ファン必携の一冊です。
しかし復活してくれて本当にヨカッタヨカッタ(^_^)
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