坂本知子おねーさん(元・MX-TV)に
ズッキンドッキン遭遇事件
【取材&文=愛徳トオル 構成=血
祭鉄兵】
5年間同じ女性を想い続けていると夢は叶うものなのか……と思った日がありました。
2004年11月12日(金)
おシャレなジャズスポット・新宿ピットインで森山威男さんのライブが始まるのを
森山威男『スマイル』 (Blu-spec CD)
何てキレイな女性なんだ〜と思って見てみると、
その人はボクちゃんが5年間恋焦がれ続けた女性だったのです。
そう、彼女こそ
MXテレビの元・看板アナウンサー・
坂本知子
(京都大学法学部卒業。好物は焼肉)
おねーさんなのでした。
東京都民の独身男性を一人残らず狂わせた、
一目見たら忘れられないビューティースマイル。
でもどこか違う。
テレビ以上に美しい。
実物の美しさにうっとりしているボクちゃんと比べ、
ライブ待ちしているオジサンどもが
誰も見向きもしないのにはドタマにきた程です。
ボクちゃん理解できまっしぇ〜っん!
思えばこの5年間は長かった。
PM9:30からのMXニュースを観ていたボクちゃんにママが
「この人、妖怪みたいな顔だねえ」
と言ってバカにし始めたのをきっかけに、
パピィまでママのマネをして
「妖怪さん\(~o~)/
妖怪さん\(~o~)/」
とテレビの画面を指さしてハシャいでいたので、
何とか両親を説得して知子おねーさんの素晴らしさを理解してもらおうと
MXテレビにチャンネルを合わせて、
日々説き聞かせました。
それから5年程経過し、最近、親から
「アンタは結婚を考えないのか?」
と言われた時、
「知子おねーさんとなら結婚したい」
と言ったら、親は
「彼女は魅力的で美人だから
アンタとなんか結婚してもらえるわけないだろ」と、
真顔で言うほどにまで
知子おねーさん狂いに変わってました。
そんな事を思い出しながらライブが終わったら、
知子おねーさんに声をかけて自己紹介しようと決意
(ライブが始まる前に声をかけてしまうと、
知子おねーさんがお仕事に集中出来なくなると判断)。
まず、「MXニュースいつも見てますよ」と紳士的に挨拶し、
「知子おねーさん歴5年です(^_^) 今日は取材ですか?」
とジャブをかました後で
「申し遅れましたが、私こういう者です」
と、スマートに名刺交換。
その後は
「このライブ紹介なんですか?
ボクは森山さんのアルバム全部持ってますし、
ライブもよく行くんですよ〜。
ファンの方も撮られるんですか?」
とたたみかけ、ファンの感想の撮りがあるなら
「ボクのつたない感想でよろしければ……」
などと奥ゆかしく切り出して良ければOK。
ファン撮りはしないという事なら
「オンエアはいつ頃の予定ですか?」
と話を切り替え、
「坂本さん取材やニュースでお忙しそうですね。
ボクも忙しい仕事の合間にこんなジャズスポットで
くつろぐひとときを大事にしてるんですよ( ´ー`)y-~~」
と、忙しいがオシャレな週末を楽しむ
爽やかなヤンエグぶりをアッピールし、
「取材中なのにすみませんでした。
これからも頑張ってください」
と颯爽と会場を出る。
後は知子おねーさんが行きそうなMXテレビ周辺のジャズ・スポットや
レストランやお店やらをネットをフル活用して全部ピックアップし、
突き止めたら店員から知子おねーさん情報をさりげな〜く訊き出してから
偶然を装ってお近づきになり、
その後はプライベートヘとウッシッシ……。
と、
これからの緻密な
「鉄壁ラブ・ミッション」
をあれこれ考えている間に1曲目が終了。
振り返って知子おねーさんの方を見てみると……。
いない。
いない!
どこにもいない!!
カメラクルーもいない!!!
何で帰っちゃったの!?
ボクちゃんが思い描いてた「恋の鉄壁ラブ・ミッション」は、
『ミッション・インポッシブル』だったのでしょーか?
ライブが終わった後は新宿ゴールデン街の居酒屋で
妖怪ヅラの女将
相手にクダ巻いてもうヤケ酒。
あー、もうヤダ!ヤダ!ヤダ!
早く人間になりた〜い!!
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